2021年11月14日（日）
1番カバーは小売り銘柄だ。新型コロナウイルス危機の前まで実店舗を持つ小売業は悲惨な状態だった。ところが危機が最悪期を脱する頃から、これらの銘柄の株価は反転している。小売り企業はコロナを契機に店舗の見直しを断行し、オンライン事業も改善した。そして危機の終息と共に顧客が実店舗に戻り始めた。このトレンドがいつまで続くのか？記事はアパレル大手のアバクロンビー・アンド・フィッチ＜ANF＞を中心に展開する。

2番は直近の中国情勢が米国企業の与える影響だ。3番は先日会社分割を発表したゼネラル・エレクトリック＜GE＞で、分割後は20％程度の上値があるという。4番インタビューはエネルギー企業の詳細なアップデート。5番は先日、開発中のコロナウイルス経口治療薬に関する臨床試験（治験）結果を発表して株価が急騰したファイザー＜PFE＞で、6番では消費者向け部門の売却を発表したジョンソン・エンド・ジョンソン＜JNJ＞の投資魅力を多角的に分析している。8番のファンドはアクティブ運用なのに実質インデックス運用に近い、いわゆるクローゼット・インデックス運用についてだ。個人的には非常に興味のある内容となっている。投資家の立場ではインデックスファンドで十分だからだ。9番はコールセンターソフトウエアのファイブ９＜FIVN＞とイスラエルのナイス・システムズ＜NICE＞が有望との記事。10番のコラムは今週バイデン大統領が署名するインフラ投資法案について。