2022年2月27日
今週は当然ながらロシアのウクライナ侵攻に関連した記事が多いが、概ね積極的な投資スタンスを推奨している。

カバーは今回の侵攻がもたらす地政学リスクに焦点を当てた分析だ。前半は世界経済、金融政策やマーケットへの影響、後半では中国の台湾への対応をハイライトしている。

2番は、この混乱で「投資家が今すべきこと、すべきでないこと」だ。株式に加えて、金やコモディティー、そして債券投資への注意点をアドバイスしている。

3番「フィーチャー」ではこの下落局面で弱気になりすぎるなとして、優良銘柄を６つ紹介している。

4番は「よみがえる新興国市場」だ。新興国市場は米国市場に対し長期にわたりアンダーパフォームしているが、投資は今が好機だと説く。なかでもブラジルに強気で、他にはインドネシアやインドに注目している。個人的には無理しなくてもいいと思っているが。

6番はこの状況下での投資戦略だ。ふりかえれば侵略、暗殺、経済制裁、テロ等の有事で混乱したマーケットは、景気後退を伴わなければ比較的短期で収束している。さらに、この時期を乗り切る銘柄を７つ紹介。

7番では今回の混乱とハイテク銘柄の関係を解説し、このセクター内で投資の好機にある銘柄を探る。

8番「コラム」ではウクライナ侵攻と金融市場の複雑な関係を詳細に分析している。じっくり読んでほしいが、後段に「米連邦準備制度理事会（FRB）にとってより重要なのは、株式市場だ」とあり、過度な弱気をいさめているように読めた。

9番は「コモディティー」だ。今回の混乱の中で3月2日に開催される石油輸出国機構（OPEC）プラスが与える影響について解説している。