2022年10月16日（日）

1番「カバーストーリー」はカリフォルニア州の特集だ。同州は民主党の地盤だが、“左傾化”の行き過ぎなのか「カルエクソダス（カリフォルニア州からの脱出）」が進行中だ。従業員規制、気候変動対策等が市民生活に及ぼす影響は大きい。その進歩的な政策を嫌い、他州に本社移転する企業も続出している。同州の政策をフォローすることは投資にも有益な示唆があるはずだ。

２番「フィーチャー」は恒例のビッグマネー調査だ。機関投資家へのアンケート調査で、今後の相場の先行きを占う。短期は後ろ向きながら長期では楽観視だ。これだけだと参考にならないので記事と一緒に図表にも注目してほしい。投資家の強気が垣間見られると思う。

3番「フィーチャー」は「テクノロジー企業はシリコンバレーを簡単には見限らない」だ。2020年終わりごろにカリフォルニア州に本社を置くいくつかの企業が脱出した。同州の何が問題なのか？そして今も変わらぬ同州の魅力とは？

4場「インタビュー」では冷え込む住宅市場について不動産エコノミストに聞いている。インフレの先行きには住宅市場が大きく影響している。その住宅市場の詳細な分析記事だ。

5番「コラム」は直近の乱高下を独自の視点で分析しているが、今回は、“合理的な説明は不可能”だとの結論。

7番「米国株式市場」では、先週の乱高下を受けてそろそろ底打ち場面を想定せよと書いている。アノマリー的にはそう示唆する指標が増えている。

8番「投資戦略」は「低迷する航空銘柄に離陸の兆し」だ。航空会社の株価指数は過去1年間で42％下落している。持続的な成長を期待できるセクターではないが、それでも現在の株価には投資妙味があるという。

9番「ハイテク」はオラクル＜ORCL＞だ。昨年2月にBarron’sのカバー記事で取り上げてから株価は12月までに70％上昇して一時100ドルを超えたが、いまはまた60ドル台だ。記事ではサフラ・カッツCEOへのインタビューをまとめているが、同社を牽引しているクラウドビジネスへの期待はそのままだ。

10番「経済スケジュール」のコラムは、決算発表シーズン到来に伴うアナリストの業績下方修正とバリュエーションについてだ。