2022年10月23日（日）

1番「カバーストーリー」は「石油大手の驚くほどグリーンな未来-BPとエクソンの事例」だ。石油大手は原油価格の上昇で息を吹き返している。そして創出されるキャッシュフローで事業ポートフォリオを再構築しているのだ。記事は、BP＜BP＞、シェル＜SHEL＞そしてエクソンモービル＜XOM＞などの具体的な取り組み事例の紹介と投資機会だ。

2番「フィーチャー」は電気自動車メーカーのテスラ＜TSLA＞だ。先週の業績発表でも株価は下落し、9月以降でも22％下げている。しかしテスラはやはり比類なき可能性を秘めている。時価総額はいつか本当にアップル＜AAPL＞を超えるかもしれない。

4番「コラム」は、政治的な混乱が続く英国と為替に翻弄（ほんろう）される日本がテーマだ。先週の円買い介入で米国国債が売り圧力にさらされたとあるが、それほどの影響力があったのか？少し疑問だ。

5番「米国株式市場」は、先週の株価上昇の原因をいろいろ分析している。バリュエーションや株式リスクプレミアムでは割安ゾーンに入ったが、まだ不安定な動きが続く。

6番「投資戦略」は半導体に関して。2021年までの10年間でフィラデルフィア半導体指数＜SOX＞は見事な上昇を演じたが、その後の下落率は大きい。投資家は今後どのタイミングで再参入すべきか？地政学リスクも踏まえた分析に注目だ。

8番「コラム」は直近の金利上昇で久々に投資対象として脚光を浴びている債券の投資機会を探っている。米国の短期国債が魅力的だが、日本人もこの機会を逃すべきではない。

9番「ハイテク」では今週決算発表を控える大手ハイテク銘柄を取り上げている。先週はネットフリックス＜NFLX＞やIBM＜IBM＞の決算発表で少し曙光（しょこう）が差した。オンライン広告やPCの需要、そして安定した成長が見込まれるクラウドコンピューティングの動向に注目が集まる。

10番「経済スケジュール」のコラムはハイフライング銘柄の筆頭でオンライン会議サービスのズーム・ビデオ・コミュニケーションズ＜ZM＞だ。2020年10月の高値から株価は恐ろしく下がっている。日本でも塩漬けの人が多い銘柄だろうが、先行きの見通しは？