2022年11月6日（日）
1番「カバーストーリー」はツイッターを買収したイーロン・マスク氏だ。今回の買収がたとえ失敗に終わってもマスク氏の成し遂げた偉業は長く人々の記憶にとどまると、賛辞を惜しまない。そしてテスラ＜TSLA＞を筆頭にマスク氏の支配する5社を『帝国』と呼び、その帝国の全貌を多角的に解説する。

２番「フィーチャー」では、ツイッターには今後どのような変化が予想されるのかを取り上げている。すでに従業員の多くを解雇すると宣言し、日本でもその影響が報道されている。かくもドラスティックな企業経営の、同社のみならず本丸のテスラへの影響にも言及している。

3番「フィーチャー」はヘッジファンド業界の大物ビル・アックマン氏に関して。今は空売りもやらず、アクティビストでもない。運用ファンドの長期の成績は良好だが、その変動率はかなり大きいし成功報酬も割高だ。このファンドに投資する必要もないだろうが、保有銘柄は参考になるかもしれない。

4番「注目銘柄」は保険会社のメットライフ＜MET＞だ。年初から11月3日までの間にS&P500指数が22％下落した一方、メットライフのリターンは配当の再投資込みで20％だ。派手な銘柄ではないが今の株価ならまだ割安だ。

6番「コラム」はパウエルFRB議長のタカ派発言と金融政策の転換時期についてだ。

8番「経済政策」では量的引き締め（QT）や労働力不足がインフレ抑制に与える影響を詳細に分析している。

9番「ハイテク」は「IT支出削減、クラウド企業の足かせに」だ。あれほど堅調と思われていたクラウドビジネスの軟調が鮮明になった。では、これが投資のタイミングや銘柄にどのような影響を与えるのか？また、この環境でも有望なセクターは？

10番「経済スケジュール」のコラムは、直近の短期金利上昇でマネー・マーケット・ファンド（MMF）や短期債券の魅力が復活してきたことについて。日本人投資家もぜひこの金利上昇を生かしてほしい。